突然ですが(パクリ)、仕方なく仙台から帰って参りました。家の中の寒いこと寒いこと。未だストーブはフルスロットルで運転中です。一体温度はどのくらいだったのだろうか?とYAHOO!天気予報で確認したら、今日の最低気温−20度だって(苦笑)。
さて、昨晩はしろくまさん・あざらしさんご夫妻を食事をご一緒させてもらったのは既に書いたところですが、ノア的に話題になったのは、「祭りの後」。
全日本から三沢以下の選手・スタッフが大量離脱して、ノアが旗揚げした時は、「ファンが支えずしてどうする」という気概をもっていたなぁ、と。
今や、新日本が勝手にコケたとはいえ、すっかり業界の中での地位を確率し、一見安定しているように見えることから、創世記を支えてきたファン心理としては、「巣立った子どもを(遠くから)見つめる」ような心境というところかもしれません。無論、他の理由も多々あるとは思いますが。
一昔、といっても、ここ1−2年位でしょうか?
オアシスのリンク集にあるノア・選手ファンサイトは軒並み活動を停止しているのが現状(ウチも然りですが)で、
方舟の羅針盤に上がってくるサイトの数は激減しました。2002年後半から2003年まであたりは、ファンサイトが次々と公開されていたものです。無論、それ以前、ノア旗揚げ前後からサイトを運営されている方々も大勢いらっしゃいました。
私のようにブログという形で今も表現している方もいる訳ですが、当時の賑わいを知る自分にとっては今の状態を見るに、やっぱり一区切りついたのかなぁ、と思ったり。
しろくまさんご夫妻との話題で、「一度(サイトを)止めたら戻ってこない」というお話も。戻ってこない、というのはWeb上でのこともあるでしょうし、実際にプロレスにも、ということもあるでしょう。
サイトを止める要因は「忙しい」という部分が表向きは多いかもしれませんが、おそらくは「熱が冷めた」という部分も要因としては十分に考えられます。だから、当時のサイト隆盛期から未だにファンサイトを続けているところって凄いな、って思いますよホント。
一方で、ミクシィなどのSNSなどで、気の許せる人達だけで話題を・・・という形もある訳でして、プロレスに関わるネットの手法も変わってきたなぁと実感する訳です。
ただ、やっぱりプロレスというジャンルの地盤沈下も否めないのでしょう。各団体固定のファンは根強くいるものの、それが必ずしもプロレスというジャンルの底上げに繋がっている訳ではないように思います。ファンの分散化によって、むしろ求心力は右下がりになっているというか。
まぁ、世間への認知という部分では、昔Aさんが「そんなの無理、だってプロレスって胡散臭いもん」みたいな発言をしておりましたが、そんな中「ハッスル」が一般世間にとってのプロレスのスタンダードみたいなポジションに一番近いことにあることは果たしてどうなのか。もはや少し前までの、”ハッスルは是か非か”という問題を通り越してしまったような(苦笑)。
そう考えると、我々の知るプロレスというものは、実はどんどんマニアックと言うか、アングラなものになっていくのかもしれませんねぇ。
その辺を打破できるドラマを持っている選手を我々は知っていますが、その人にそこまで背負わせていいのか?というジレンマもある訳です。ヒーローもダークヒーローもいないプロレス界、1年後は一体どのようになっているのでしょうか。
[
人気blogランキング]